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appreciation of the sun

雑記ブログ

神の国 日本

「神」という形容詞の氾濫が目に付くようになりました。

 

警官が、渋谷で群れた若者にちょっと変わった呼びかけをしたら「神対応」です。
もちろん人が熱狂して一所に殺到することは非常に危険なので、
これをうまく捌いたことは素晴らしい働きではありますが、
さすがに人間の次元を超えるほどではありません。


フィギュアスケートの羽生選手が試合後の会見に際して
持っていたものを床に置いていき、国旗だけ人に預けたら「神対応」です。
普通の人は国旗を床に置くことを躊躇します。


「お客様は神様です」という言葉が国民的に浸透し、
元来サービスを提供する側の心構えに過ぎないにもかかわらず、
自身を神だと信じて来店し、店員に強く当たる客もいます。



我々の行為はあまりにも容易に神の業になります。
一億総現人神時代です。

ポジティブな意味だからといってこれを肯定するのは考える必要があります。


必要以上に装飾された言葉の多用は、
真に伝えたいことを表現する言葉を失うことにつながると思います。


良いことも悪いことも、言葉そのものの強さで伝えようとするのではなく、
多数の言葉を有機的に用いることで、話なり文章の中で伝えられたらと思います。

「言葉そのものの鋭さに頼らない」は私の座右の銘の一つです。


ありがとうございました。2015-12-13

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