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appreciation of the sun

雑記ブログ

愛煙家の火は消えない

たばこ税は、国と地方それぞれに1兆円ずつ、年間2兆円もの税収に貢献しています。

計算すると、1箱あたり245円のたばこ税を支払っていることになります。
もちろん価格、税率、本数などは銘柄により異なるので、すべての銘柄が同じ税負担ではありませんが、
現在はだいたい420円/箱なので、58%がたばこ税です。
さらに消費税の負担もあるので、たばこの税負担は価格の3分の2近くになります。
[参考]
財務省「たばこ税等の税率及び税収」(2015/12/23閲覧)

  • たばこ税率の推移

これまでも2003年、2006年、2010年と増税されています。
平成27年度税制改正大綱によると、2016年4月からまたたばこ税の税率が段階的に上げられます。

  • たばこ税の推移

たばこ税は増税を繰り返していますが、大きな税収の変動はなく、おおむね2兆円超で推移しています。
JTポータルサイト「たばこワールド」で公開されているデータは1998から2012年度ですが、財務省のHPを参照すると今年度予算も2兆円を超えているので、やはりたばこ税は2兆円程度で推移しているといえます。

[参考]
たばこワールド「たばこ税額の推移」(2015/12/23閲覧)

  • 販売本数の推移

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ここ20年の販売本数のピークは1996年の約3,483億本で、おおむね右肩下がりで推移し、2014年度は1,793億本です。
[参考]日本たばこ協会「紙巻たばこ統計データ」


まとめると、
たばこは、課税を増やしながら税収を維持し、喫煙本数は減っています。
喫煙者やその本数の減少は、増税以外にも、単純に家計の悪化、健康意識の向上などがあると思います。

増税は喫煙の需要を減らしていますが、増税がかえって税収を減らすほど、すなわち増税の効果がなくなるほどではありません。
それはやはり喫煙者が多少の障害では喫煙の習慣をやめないからだと思います。


喫煙場所が限られるようになって、駅前の喫煙スペースなど、
たばこの需要の強さがより視覚的に実感されるようになりました。
どこでも吸えた時代を過ごした人が、片隅に追いやられても吸い続けています。
やはりたばこの需要は根強いと感じます。

歩きたばこやポイ捨てなどマナーの悪さも散見しますが、
喫煙スペースはおおむね守られていますし、
言われるほど喫煙者のマナーは悪くないと思います。


税負担の増加、社会的な分煙の取り組みなど、
昨今の喫煙者への風当たりは強さを増すばかりですが、
多少の逆風では愛煙家の火は消えないと思いました。



ありがとうございました。2015-12-23

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