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appreciation of the sun

雑記ブログ

【テニス】悩めるナダル、2016年「土の王者」の復権はあるか

テニス

悩めるナダル、どうなる2016年

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現在5位、ここ1年の大会別成績と獲得ポイント

 

大会クラス2015年の成績ポイント
11 インディアンウェルズ マスターズ QF 180
13 マイアミ マスターズ R32 45
15 モンテカルロ マスターズ SF 360
17 バルセロナ ATP500 R16 45
18 マドリード マスターズ F 600
19 ローマ マスターズ QF 180
21 全仏 GS QF 360
24 シュツットガルト ATP250 W 250
25 クイーンズ(ロンドン) ATP500 R32 0
27 全英 GS R64 45
31 ハンブルグ ATP500 W 500
33 カナダ マスターズ QF 180
33 シンシナティ マスターズ R16 90
36 全米 GS R32 90
41 北京 ATP500 F 300
41 上海 マスターズ SF 360
44 バーゼル ATP500 F 300
46 パリ マスターズ QF 180
46 ATP World Tour Finals   SF 600
1 ドーハ 250 F 150
3 全豪 GS R128 25
6 ブエノスアイレス 250 SF 90
7 リオデジャネイロ 500 SF 180

 

上位に勝てないナダル

2015年の1年間、上位8人との対戦成績は、

ジョコビッチ 4敗

対マレー 1勝1敗

フェデラー 1敗

対ワウリンカ 2勝2敗

対錦織 1敗

ベルディヒ 1勝1敗

フェレール 2勝

です。

 

2015年のナダル選手は、シーズン最後のツアーファイナルは好調で、フェレール選手、ワウリンカ選手、マレー選手に勝利しました。

 

しかし、それ以外は上海ワウリンカ選手、モンテカルロフェレール選手、マドリードベルディヒ選手に勝利した以外に上位8選手に勝利していません。

土でも勝てないナダル

2015年に出場した土の大会では、

 リオ(500)でフォニーニに敗れSF敗退

 ブエノスアイレス(250)で優勝

 モンテカルロ(1000)でジョコビッチに敗れSF敗退

 バルセロナ(500)でフォニーニに敗れR16敗退

 マドリード(1000)でマレーに敗れ準優勝

 ローマ(1000)でワウリンカに敗れQF敗退

 全仏ジョコビッチに敗れQF敗退

 ハンブルグ(500)で優勝

しています。

 

こうして整理すると、クレーだけでツアー2勝していますし、バルセロナを除いて、他の選手なら十分輝かしい成績です。

全仏で勝率97%の"King of Clay"の影を思うと、落日の感が否めません。

 

 

今シーズン、直近の2大会は得意のクレーコートですが、ともにSFで敗退しています。相手はティエム選手とクエバス選手です。

 

今季の調子を見ると、今年全仏でQFに進出してポイントを維持できるかもわかりません。

 

 

"King of Clay"だったころのナダル

ナダル選手は、2005年、プロ転向2年目、19歳の若さで初出場した全仏でいきなりグランドスラムのタイトルを獲得しました。

以来、2009年に4回戦で敗れたのを除き、2014年まで10大会で9回の優勝

全仏OPの通算成績は70勝2敗。勝率は実に97%です。

 

このナダル選手が早期に敗退したただ一度の機会にフェデラー選手がキャリア唯一の全仏のタイトルを取っています。

ナダル選手が土の王者として君臨し続けたため、現在の絶対王者ノバク・ジョコビッチ選手が未だに生涯グランドスラムを達成していません。

昨年のQFではジョコビッチ選手がナダル選手との直接対決を制しましたが、決勝で絶好調だったワウリンカ選手に敗れています。

 

 

2013年のクレーのナダル選手は、年間で8つのクレーのトーナメントに出場し、6大会で優勝、残る2つは準優勝です。

勝率は38勝2敗95%です。

 

2014年もクレー3勝。25勝3敗で勝率89%です。

 

なお、2015年は6敗勝率83%です。

 2016年シーズンの展望

最近のナダル選手は、もはや格下相手の早期敗退に驚きもなくなってきました。

サービスゲームを容易にブレイクされていたり、見ていて切なくなる瞬間もしばしばあります。

 

怪我等でパワーが衰えて、強打してもポイントにならなくなっているのかなと思います。

全盛期の映像を見ていると、フットワークも衰えている気がします。

ラケットを振り回して強打し、コートを走り回って拾う、フィジカルに依存したプレースタイルが、怪我や加齢で通用しなくなっているのかもしれません。

 

 

現在5位に残っているのは、出場大会の多さツアーファイナルで稼いだポイントの大きさによると考えられます。

 

今季は、昨年早期敗退した全英全米以外に、大きくポイントを稼げるところが見当たりません。

上位に勝っていけないと、これ以上のポイントの上積みが困難であるため、昨年上位に進んだ大会で崩れてしまうと、ランキングを落としかねません。

 

同じスペインのベテラン、フェレール選手も大きくポイントを落としていますし、9位以下とのポイント差は依然大きいので、今年中にトップ8から陥落することはないと思いますが、もはや「BIG4」としてくくることも難しいと思います。

 

今季に入ってクレーの大会で格下相手に敗退していることを思うと、クレーシーズンに入ってから調子が上向くとも思えません。

 

今年はポイントをこつこつ稼いでツアーファイナルの出場権を得る、厳しいシーズンになるのではないでしょうか。


同世代のジョコビッチ選手、マレー選手、ワウリンカ選手、ベルディヒ選手、ナダル選手より上の世代のフェデラー選手やフェレール選手。

現在のテニス界の最上位は、錦織圭選手を除き、このジョコビッチ選手以上の世代に独占されています。

 

年齢的にはまだまだやれると思うので、今一度コート上で輝く姿を見せてほしいと思います。

 

¡Vamos Rafa!

 

ありがとうございました。2016-02-29

——「appreciation of the sun」

 

ラファエル・ナダル 自伝

ラファエル・ナダル 自伝