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雑記ブログ

苦境のフジテレビで唯一景気がいい番組「人生のパイセンTV」

今やかつての視聴率三冠王の影はなく、不振にあえぐフジテレビの中で、数少ない勢いを感じる番組、「パイセンTV」を紹介します。

 

昨日のエントリーで「めちゃイケ」の迷走を書いた際に、苦しむフジテレビの中で健闘している番組として少し紹介したのですが、今日はこの番組だけについて書きます。

 

 

 

番組名で敬遠してしまい、放送開始から約2カ月後の年末まで見たことがなかったのですが、一度見てみると、スタッフが労を惜しまず、こだわりを画面に反映させているところに引きつけられました。

制作者の熱量が窺える、応援したい番組です。

 

「人生のパイセンTV」

 

「人生のパイセンTV」は、2015年10月よりフジテレビで日曜日23時15分から放送されています。

MCはオードリーの若林さんとベッキーさんです。

 

「おバカな大人マジリスペクト」と銘打って、「パイセン」すなわち「人からバカだと言われようが己のポリシーを貫き人生を謳歌している先輩」(番組HPより)を紹介する番組です。

 

 

「バカな」人物を紹介するロケ映像に対し、ワイプ画面やスタジオで若林さんとベッキーさんがコメントする構成です。

台本はほとんどなく、二人は自由にしゃべっているそうで、楽しそうに見えます。

 

 


 

昨日の放送からベッキーさんは休業で出演していないのですが、ベッキーさんの休業にともなう最初の「助っ人」は、若林さんの相方の春日さんでした。

 

放送の冒頭で若林さんは、番組のコンセプトを踏まえて「MCが一番バカな大人だった」ベッキーさんをイジっていました。

 

 

他の番組では見られないベッキーさんの姿が番組の特徴の一つでしたが、個人的には大勢には影響しないと思っています。

オードリー春日さんが大好きなので、このままオードリーの番組になってもいいくらいです。

 

 

「パイセンTV」に見るフジテレビ復活の可能性

 

 

これは先日放送された「パイセンフェス2016」の中の「P.A.I.S.E.N.」という曲なのですが、これ見ての通り軽い雰囲気の番組です。

 

途中でソロパートを持っている方が番組演出の「マイアミ・ケータ」さんです。

入社7年目にして演出を務められています。ロケでもスタジオでも、頻繁に画面に登場します。

 

 

スタッフが画面に登場するのは、内輪乗りの感じが前時代的に見えて嫌う人もいるかもしれませんが、「とんねるずのみなさんのおかげでした」や「めちゃイケ」もスタッフも多く出演しています。

業界の華やかさを前面に出したバラエティ番組が、ある種の「フジテレビらしさ」なのではないかと思います。

 

 

この動画だけでなく、通常の放送でも、このように字幕等にこだわり徹底して画面を作り込んでいます。

制作者の熱意とこだわりを感じる番組です。

 

ロケでの取材やスタジオでの演出だけでなく、編集やテロップなど、番組のあらゆる所にマイアミさんが関与しているそうです。

 

 

景気がいい番組の一方で地道なハードワークが見えるのがこの番組のいいところです。

安直に流行に迎合するのでもないですし、「ノリ」だけで番組をつくっているわけでもないので、今後次第に支持を広げていくのではないでしょうか。

 

 

 

この番組が視聴率をとれているかは知りませんが、この動画の再生回数が公開から約3週間で約2万回で、思ったより少ない印象を受けました。

 

(ちなみに、同じ日曜23時台で、最近公開された番組発の歌動画という共通点で紹介すると、日本テレビガキの使い」の「浜田ばみゅばみゅ」は2カ月で550万回でした。)

 

 

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 こういう雰囲気の番組は必ずしも好きではないのですが、凋落の度をますます極めるフジテレビの中で、在りし日のフジテレビの面影を残し、「フジテレビらしさ」を色濃く感じるこの番組に、フジテレビの復活の可能性を感じ応援しています。

 

 


 

(追記:2017/3/13)

先日、「パイセンTV」の打ち切りが発表されました。

すっかり視聴者を手放してしまったフジテレビが復活するとしたら、このような往年のフジらしい番組で、この番組のスタッフを局の中心に据えるところからだと思っていただけに、急に終了が決まってしまったのは残念です。

フジテレビはこのまま没落を極めたらいいと思います。

 

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